ゼロ・ウェイストアカデミー 活動報告

関東の方へゼロ・ウェイスト関連セミナーのご案内

 こんにちは!一昨日、大阪の追手門学院大学にて授業してきたキョクチョーです。
毎年8月に上勝町にフィールドワーク来てくれるのですが、その事前の授業なんですね。

さて、タイトルにあるように、セミナーのご案内ですが、まぁ上勝で行うのではないんですねぇ。
ZWAの企画でもないです。

けど、うちの理事で、ゴミのカリスマ、前事務局長、松岡夏子が講師として参加するという情報を入手しました!


国際環境NGO FoE Japan主催

3R政策セミナー2011 vol.1

「ゼロ・ウェイスト〜地域から日本のごみ政策に変革を」


7月27日(水)18:30〜21:00

@東京ウィメンズプラザ 第1会議室B >地図
 東京都渋谷区神宮前5-53-67

1 基調講演 「ゼロ・ウエイストでいこう」
    ・・・松岡 夏子 さん (NPOゼロ・ウェイストアカデミー理事、葉山町生活環境部)

2 報告 「環境首都をめざす自治体のゼロ・ウエイスト政策」
    ・・・山田 岳 さん (ただすのもり環境学習研究所代表、環境市民会員)

3 問題提起 「ゼロ・ウエイストを点から面に」
    ・・・瀬口 亮子 (FoE Japan 理事)

4 ディスカッション

詳細は、
FoE JapanのHPへどうぞ。


上勝町が遠くて、なかなかゼロ・ウェイスト情報が手に入りにくい方、
葉山でなっちゃんがどんなゼロ・ウェイストを進めてるのか知りたい人、
なっちゃんに会いたい方、どうぞ行ってあげてください。


けど、この情報を教えてくれたのは町内の方だったんですけど、
調べてみたら、色んな所にリンク張られてあって、
あぁセミナーの広報ってこうしなきゃいけないんだ〜って勉強になりました。

情報発信は、人の目に触れてナンボですよね。

ほんと、まだまだ私下手だなぁと思いました。



まぁ最後の方は、どうでもいい内容でしたが、ぜひ関東の方、
ゼロ・ウェイストの問題点に触れてきてください!

私も行けるなら参加したいなぁ。と思います。











多良間村ゼロ・ウェイストシンポジウム

 なんなんだ、この移動不幸…

前厄のなせる技なのか、大殺界のなせる技なのか…
それとも、単に私が悪いのか…

キョクチョーです。

余りに昨日今日と移動しっぱなしだったので、気になって
乗り換えした回数を数えてみました。

2日間で合計16回乗り継ぎ。
飛行機、電車、バス、地下鉄、モノレール、徒歩
使わなかったのはタクシーくらいでしょうか…

総移動距離は、別に遠くても良いけど
乗り換え多いの大嫌い。

今年の雪は、私には優しくなかったようです。

あ、言ってなかったですね。
昨日上勝に帰れなかったんです。
神戸空港からの高速バスが運休になって。
だから、JRに切り替えて瀬戸大橋経由で徳島まで終電で帰って来れたけど、上勝には上がれなくて徳島駅前のホテルに泊まりましたとさ。
そして今は東京にいます。


はい、もう長い前置きは良いですね。すいません。


本題に入りましょう。



2/14のバレンタインデーに沖縄県多良間村で行われた

「多良間村ゼロ・ウェイストシンポジウム
 〜ゴミを通して多良間島の未来を考える〜」では、

島では異例?の65人が集まってくれたそうです。

有名人も来ましたしね。

北川正恭(きたがわまさやす)さん。

TBSの朝ズバッ!の木曜にレギュラー出演されてますし、
「マニフェスト」という言葉を作った人と言われています。

会った印象としては、ホントに「政治家」でした。

利害関係になんてまるで縁がないように、今の日本・行政を
改革していくために強く言葉を発し、民衆を扇動する。

そんな感じでした。
同じ方向性なれば、これほど強い味方はいないだろう、くらい。

そもそもは、北川さんが多良間村役場職員に
「ゼロ・ウェイストを学んできなさい」と言ったのが、
今回の事業のきっかけだったそうです。

シンポジウムでは、北川さんの講演が先にあって、
なぜ多良間でゼロ・ウェイストを考えるのか、についての総論、
つまり”意識改革の必要性”を説明してくれました。



その後、私から上勝の取り組みを紹介して、
なっちゃんからは、日本や世界のゼロ・ウェイストの紹介があって、
多良間の研究会から今までの成果の発表をしてから、
パネルディスカッションへ移りました。



多良間の研究会からは、前のブログ記事でも少し書きましたが、
印象的だった言葉は、

「上勝を見に行ってから、ゴミを気にするようになった。」
「ゴミを処理するのに税金がいっぱい使われているのを知れて良かった。」
「自分たちにもできることもたくさんある。」

私は、正直なところ、この早い段階で研究会として
これから村のゴミ処理をどうしていくのか言及するように
持ちかけた方が良いのか、迷った時もありました。
離島のごみ問題は、本当に根深くて、相当苦労することは目に見えていたから。


だけど、メンバーの方から、それは発表しなくちゃ!と声が上がったのです。


村民の人たちが前向きなのに、私が後ろ向きでどうする!
みたいな。


ということで、今できていない紙資源のリサイクルや生ごみ処理についても、可能性を検討していく。と発表したんですね。

そしたら、パネラー参加していた村長から、紙資源をリサイクルするために具体的な動きを4月から始める、という言葉が!!

やっぱりトップがやる気になると違いますよねぇ。

他にも、北川さんから「日本一になれ!」と言う言葉に刺激され、
ゴミ以外でもどんどん公約みたいな内容が、色んな人の口から
飛び出していきました。

勢いでそんなに言っちゃって大丈夫なのかな?
と普通ならば思うような状況だったのですが、
北川さんの放った言葉が強烈でした。

「村制100周年の2年後に、私はちゃんとやってるか見に来ます。
それでできてなかったら、村長も議長もクビですよ。
だって約束したのにできてないんだから。」

確かに。それがマニフェスト。
さすが政治家です。


そこまで本気でしないと、改革なんてできないんだ。

生ぬるく、田舎のゆっくり時間に浸かってるだけじゃ、何も変わらないんだ。


本気。


人を本気にさせるって、ホントに難しい。
北川さんは、スゴイ人だった。


そんな言葉出ちゃうと、会場も凍り付くんじゃ…
って心配しますけど、それが会場は終始にこやか。



モデレータというディスカッションを進める方が、これまた上手かった。

すごくゆっくりした口調で、気取らず、わかりやすく、
するどい突っ込みも入れながら、村民に知ってもらいたいことを
どんどん掘り出していく。

すごく勉強になりました。


ということで、その場の流れで私たち2人もモデレータの方も
その2年後に本当にゼロ・ウェイストが進んでいるのか
確認するために来島することとなりました。

2年後なんですよ。


きつい…

だけど、たった半年で数々の実績を上げた多良間ならば、
その可能性は、ものすごく高いと思います。


多くの自治体が、「上勝だからできるんだよ」って諦めるところ、
多良間の人たちは、「これは、うちでもできる」って言うんです。

「上勝よりも徹底的に!」って言う人も現れるくらい。

担当者的には、具体的な財政の金額も出して
村民の人たちに納得して参加してもらうことを
既に進める構想でした。


ものすごいライバルができたもんです。


上勝が山の過疎地でのモデル地域となるならば、
多良間は離島でのモデル地域となれるのです。

離島のごみ処理に頭を抱える全国の行政に
多良間モデルを普及させることができれば、
きっと日本は変わる。

だって、離島は日本の廃棄物の終着点だから。
離島から「ゴミ」と言われるものがなくなるのは、
それは本当に持続可能な循環型経済が成立したときだろう。

というように思いました。


さて、気づくとまただいぶ長い記事になりましたね。

最後までお付き合いくださった方、どうもありがとうございました。


明日は明日で、また大きい会議行ってきます。

国連が主催する、ゼロ・ウェイストを世界に広げるための会議です。
日本の環境省がホストで、世界各国から先進地の人たちが来て
事例発表とか討論があるみたいです。

上勝町長が招待されたので、私は勝手に付属となって紛れ込んできます。


またそれも報告しますね。

それでは。
今日はここまで。

おやすみなさい。






多良間の最後の夜

オリオンビールと泡盛にやられっぱなしのキョクチョーです。

今日は、多良間でのゼロ・ウェイスト研究会の集大成。
北川正恭さんという有名人と一緒のパネルディスカッションでした。 

島の方もたくさん来場してくれて、内容も濃いものになり、
主催の役場の方も「大成功だ〜」と喜んでくれていました。

本当は内容をちゃんとお伝えしたいところですが、
明日も那覇に移動して、タイフーンfmという放送局で収録した後、
また半日かけて移動して上勝着くのは夜中です。
しかも、14日の17時までの町内広報〆切に追われる身ですので、
今日は早めにおいとまさせていただきます。

お詫びに?

今日の打ち上げでのキョクチョー。
人生初の三線を教えてもらいました。



なかなか筋がよいとお世辞を言っていただいて
ご満悦のキョクチョーでした。

それでは。

また詳しい内容は、また後日。


あでぃお〜す。



多良間でのZW研究会と子ども環境学習会

ウツボを食べてコラーゲンでお肌がつるつる、キョクチョーです

昨日は、寝不足の上に食べ過ぎ・久しぶりのアルコールが
弱っている肝臓にダメージを与え、読みにくい記事を書いてしまってすいません・・・

今もそんなに変わらない状況ですが、もう少し分かりやすく
昨日、今日の様子をお伝えしていきたいと思います。


昨日については、午前中に多良間入りし、
午後打ち合わせして、夜に第4回ZW研究会に臨みました。

皆様、この経緯を覚えてらっしゃるでしょうか?

念のため、おさらいしておきますか。


この度、沖縄県多良間村から上勝町(ZWA)へ
「多良間でZWを進めるための組織母体づくり」でご依頼いただきまして

上勝町視察(10月・7名が上勝入り)
第2回ZW研究会(11月・フジイ多良間入り)
第3回ZW研究会(12月・松岡フジイ多良間入り)
第4回ZW研究会・シンポジウム(2月・松岡フジイ多良間入り)

という流れできております。

今回の第4回研究会で、今までやったことをまとめて、シンポジウムで発表しようということで、夜にメンバーが集まりました。



今風邪がはやっているそうで、欠席者も多く4名の参加でしたが
それぞれからどんどん意見が出てきて素晴らしいまとめとなりました。





今まで学んだことに加え、これからどうするのか、どうしたいのかまで
言及して、シンポジウムで発表することになりました。

ゼロ・ウェイストのことをたった5ヶ月前まで何も知らなかった人たちが
どんどん問題意識を持ち、新しいことに取り組んでいることが、
本当に素晴らしいことだと思います。

ゼロ・ウェイストを知ってから変わったことを数点挙げれば、
‥臚皀ぅ戰鵐箸妊螢罅璽洪器を導入し、それ以後リユース食器がどんどん広まりつつある。
▲ぅ戰鵐箸妊潺砲るくるショップを開催し、次の大きなイベントでも予定している。
ごみ問題に関心を持ち、生活シーンの様々なところで行動が変わった。

などなど。

変化が目に見えて分かるので、普及した側としては、非常に嬉しい限りです。


そんなシンポジウムの準備の他にも、
今日は、小学4〜6年生対象で環境学習会も開きました。

昨年、徳島の宍喰小学校で行ったようなリサイクルに関する授業。

まずは、すぐ近くの海岸に漂着ごみを拾いに行きまして。



ものすごい強い風にも負けず、みんな頑張ってくれました。



こんな危ない物まで。
これ、蛍光灯。

信じられますか?私は、ひっっじょうにビックリしました。



たった10分間でも、こんなにたくさん拾えました。



持って帰って、みんなで分別体験。
授業でゴミのことを学んでないらしく、分別なんて全然知らない子がたくさん。



分別も終わって、分けた物について考えました。
,覆鵑燃ご澆砲△辰燭里。どこから来たのか。
∧別した物はどう処理されるのか。



特に、有害物質については、きちんと処理をしないといけないのです。


分別しながら、男の子が言った言葉。
「多良間のゴミは少ないね」

私は、多良間島から出るゴミの量が少ないって言ったのかと思ってたら、
「多良間の人がポイ捨てしたゴミは少ないね」でした。

そう思うのも当然。
中国語、韓国語、何語か分からないもの、海外のモノがたくさん。

離島でのごみ問題は、島内と同じくらい漂着ごみが深刻なのです。
今のままでは、無くしようがない。

他にも離島特有の問題は、深刻で頭が痛いことがたくさん。


だけど、根本の原因は人間。
少しでも多くの人たちに、ごみ問題知ってもらいたいですね。



今回集まってくれた子どもたちは、きっとポイ捨てしない。
そして、きっとお母さんたちにも話してくれる。

そう広がっていくことを願います。




最後。
おまけ。



今回様々なところでフォローもしてくれ、リードもしてくれている
なっちゃんです。そして、曇りで暗いけどキレイな海です。

この海、ホント後世に引き継ぎたいと思います。


明日のゼロ・ウェイストシンポジウムは、
北川正恭(きたがわ まさやす)さんという有名人と一緒に
発表とパネルディスカッションを行います。

北川さんは、TBSの朝ズバッ!に毎週木曜でてる人。
個人のオフィシャルページもありますよ。

どんなやりとりになるでしょうね。

結果については、また今度。
今宵はこれにて、失礼いたします。




熊本のきらり水源村で学んだこと

沖縄は暑い!!!

昨日はそう思っていたら、今日は寒い!!!

風がものすごく強いから、そう感じるんですね。
今3回目の沖縄県多良間島に来ています。
また、なっちゃんと一緒です。

これから書くのは、多良間でなくて先週行ってきた
熊本県菊池市の「きくちふるさと水源交流館」の”ふるさと楽校”についてです。

交流館は、中学校の廃校利用で、宿泊や食事、
食育などの色んなイベントも行っており、NPO法人きらり水源村が
指定管理しています。

今回、そこでは1泊2日×3回の「持続可能な地域作りを目指した実践的ワークショップ&講座=ふるさと楽校」が行われていました。

1回、2回と講座とワークショップをこなしてきた参加者が
その集大成としてまとめる3回目に、私は呼ばれたのです。

まぁ、全ての発表が終わってからの講演が私の役割だったので、
基本的には、ワークショップの内容には関わっていません。

だけど、ワークショップをやってる様子を隅の方で
見学させてもらったところ、ちょっと触発されて私も
「地域の魅力再発見」やってきました。

交流館の周りを歩いてみると、すぐそばに神社がありました。

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前から見ると普通そうな岩。

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横から見ると、、、なんじゃ、この角度は〜
倒れそうで倒れない!自然のバランス。

ホント御利益ありそうなパワースポットですよね。


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岩のすぐ横にあった灯籠。

見ざる言わざる聞かざる。
2段目にろうそくを入れる場所があるんです。

こんなの初めて見たわ〜。

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普通の個人のおうちの前にお城が2つ!!
明らかに手作りですよ。
よっぽど好きなんだなぁ。

心なしか、家もお城っぽかったっす。

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携帯だったから、あんまり良い写真とれなかったけど
棚田がものすごくキレイ。

上勝の棚田とは全然違う。
全面が茶色というか黄金というか。

石垣なんかじゃなくて、土だけで棚田が形成されてるんですね。


というように、ちょっと見ただけで、色んな観光資源はあるんですよね。
住んでると気づけないんだけど。


そういうのを、ふるさと楽校では、高校生が中心となって情報収集して
いろんな地域活性化を考えて、考えて、練っていました。

結果、地域ごとのマップ3つと、特産である万次郎カボチャの加工品プロデュースができあがったのです。

発表会には地域の人たちも来てくれて、大盛り上がり。
高校生たちもさぞ嬉しかったことでしょう。


さて、そんなふるさと楽校で学んだこと。

それは、
々盥散詰,NPOへ出向できる制度
熊本県では、教師が学校以外へ1年間出向して経験の幅を広げることができる。NPOへの出向は今年度が初めて。
徳島でもやっているのかは知りません。
やってたら、うちにも来て欲しい。

担当の県職員がずっと付き添ってた。
県の事業で行っていた”ふるさと楽校”ですが、担当の職員の人は1泊2日ずっと参加してフォローしてた。
もちろん事業推進者とも仲が良く、意思の疎通ができていた。

個人的偏見かもしれないけど、そんな県職員初めて会いました。

堅くもなく、だけど真剣に、子どもたちの未来、地域の未来を考えて
行政マンと市民が実際の行動に移す。

そんなことが普通にできているんだ。熊本は。

9盥酸犬魯好蹇璽好拭璽拭
端から見てると、本当にまとまるのか、やるきがあるのか
ひっじょうに心配してしまう感じだったのですが、
最終的にでき上がった物を見ると、あら素晴らしい出来映え。

コーディネータしてた、どこぞの院生の人が言っていました。

「待ちましょう」

高校生に限ったことではないのかもしれませんね。
焦って結果だけを求めるのは、今の大人の悪い癖なのでしょう。

可能性を信じる。

教育は、「待つ」ことが大事なんだ。

こ慇犬麓匆饋佑噺鯲した方が良い。
ふるさと楽校の1日目にワークショップをしていた
NPO学生人材バンク代表理事の田中さんが言ってた。
「コミュニケーション能力のないまま就職活動に臨む若者が多い」

確かに社会人になる前に、色んな情報が得られたり
コネができるなら、きっと人生の役に立つ。

最近は徳島でも結構高校生って頑張ってる。
なんかうちも連携できることはないだろうか。

例えば鹿肉レシピや晩茶レシピを一緒に考えたり。
美しい景観作りのために、草に埋もれた石垣を復活させてみたり…



な〜んて、段々自分勝手になってきましたが、
その他、交流館では施設面や展示法など、
ものすごく参考になることがたくさんありました。

それはツーリズムの視点で。


きくちふるさと水源交流館、あそこは一回行った方が良い。

勉強にもなるけど、普通に癒される。


上勝並みにアクセス悪いけど、それだけの価値がありますわ。






多良間のここにビックリ!

 さっき1時間かけて頑張って書いた超大作が消えてしまったキョクチョーです。

気を取り直して、より良いものをお伝えしましょう!

多良間島での面白いところ。写真でお見せしましょう。

まずは、島の全景。


平らです。



集落のある方角。



一本高いのは、琉球杉?



平らです。



平らです。



離島だけど、ソフトバンクの鉄塔が建っていてiPhoneも使えます。
上勝より電波状況良いですね。

それにしても、どこ見たって、まったいら!
山がないんですね。
多良間の人たちは、上勝に来たときにあまりの急傾斜と川に驚いておりましたが、その理由が分かりました。

そんな平らな土地の面積をほぼ占めているのは、サトウキビ。



畑は、見渡す限りサトウキビ。
主産業ですからね。



今回お泊まりしたのは、島でも数少ない2階建てのおうち。
なんと、サトウキビの製糖工場の工場長のお宅。
そりゃ立派なおうちだ。

そのおうちを守っているのは、2頭のシーサー。




「あ」



「うん」



こちら、パパイヤ。
木にぶら下がってる丸いやつ、パパイヤ。

フルーツじゃなくて野菜として使います。
今の時期、野菜がなくて大変みたいです。



これ、バナナ。

上勝にもバナナの木はあるけど、実がなってるのは初めて見ました。



バナナの汁は、服に付くと絶対落ちないらしい。
切ってきた後は、汁がいっぱい出てました。



あまりに太いから、こんな大きいはさみでないと切れないんですね〜。
この切ったバナナが、今回の私のおみやげです。



くれたのは、このおじさん。
ゼロ・ウェイストを進めようと思った火付け役。



南国の海でよく見かける、キレイな魚。



だけど、沖縄では、こんなになっちゃいます。
お味は淡泊でございました。



作るお菓子にも意味があります。

もち粉で作られたもちに、ささげ(黒豆)をいっぱいくっつけます。
いっぱい付いているほど縁起がよい。
だから、スーパーで売られるときは、豆が少ないほど安いらしいです。

多良間では、生活文化も面白い!!!



上勝では、のぼさんが作っている「むしろ」
同じような編み機がありました。

だけど、使うのはワラでなくて「アダン」という木の葉っぱ。
ものすごく細い。



雨に弱いから、濡れると切れちゃうんだって。
雨に強い縄を作るのは、シュロで作るらしい。それは同じですな。



これって、携帯用たばこ入れ。
昔は煙管だったから、たばこの葉を入れるやつ。

これは竹でできてるんだけど、この色具合がかっこいいですね〜。



大きいたばこ入れもありました。
漁師さんのたばこ入れは、これよりも一回り大きいらしい。
海に落ちたときに浮きになるようになんだって。

しかも、こいつ枕にもなるらしい。



ほほ〜。
やりますなぁ。



一番ビックリしたのは、こいつ!!

この島では、水中めがねも手作りしていたらしい。
それが日本中に広まったらしいですぞ。

なんとかっていう木を輪切りにして、中にガラスをはめ込んで
できあがり!



こわ〜い

けど、すご〜い。

ガラスを丸く整えるところからして、かなり難しそう。



超エコ蠅とり器。
中に入れるのは水だけ。

下から入り込んだ蠅は、上から出られなくて水におぼれて死んでいく…
デザインもかわいいし、今売り出しても売れそうな気がしますね。



これも、おもしろいの!!

これ、やかんなの!

ホラ貝の中に水を入れて火にかけておくと、
ちゃんと沸騰したらカタカタ鳴って知らせてくれるんだって。
かしこ〜い。

ちゃんと注ぎ口も、自然にできてる貝の先っぽの丸くなってるところ。
上手いこと利用しますね〜。


あと、感動したのはこちら。



私が一番好きな沖縄料理。ゆし豆腐。



本当に美味しい。

まじで。

この島では、3軒の豆腐屋さんがあって、そのうち2軒が
薪で火をたいて豆腐を作っているらしい。

3軒とも味が微妙に違っているらしいので、
そりゃ、全部制覇しなきゃ!でしょ!

これを、みんなお鍋持って買いに来るんですよ。
朝7時に。

スーパーにも出るけど、すぐ売り切れるんだって。

私も沖縄に住みたいと思ったのは、この豆腐が食べたかったから…

だって、これ持って帰れないんですよ。
おみやげにできないの。

沖縄でしか食べられないんだなぁ。



最後に、お泊まりした農家民宿「かあちゃんの家」

写真は、最後の夜の写真。

私がエプロンつけてお皿洗ってるのを見たコーディネータの平井さん(那覇在住)は、「本当の娘みたいだね」と言いました。

自分ではエプロンなんて着けないけど、お母さんが
「汚れるから!」と言って、毎回エプロンを着せてくれていたので、
最後の方は、自分から着けていました。

お母さんは、息子3人いらっしゃるのですが、50歳になっても娘が欲しいと思ってたっていうだけあって、すごいかわいがってくださいました。

ものすごく上品なお母様。

お父さんは、人格者で経営者。
製糖工場の工場長。

滞在中も、ゴミの話だけでなくて村づくり、企業経営、TPPについてなど様々な話題で意見交換をしてくれました。

やっぱり、ペンションとかホテルでは知り得なかった多良間島んちゅの
考え方などを肌で感じることができて、非常に面白い滞在となることができました。

これからのツーリズムは、やっぱり「人」
ですね。


あと2回多良間に渡航するので、今回見られなかった部分
もっともっと面白いところ、見つけてきますね。


多良間の伝統文化

 多良間での4泊で、丸々太ってしまったキョクチョーです(泣)

それもそのはず。
農家民宿のお母さんが、3食盛りだくさん沖縄料理を出してくれます。







上勝では、ご飯を抜くことの方が多かった私には、むろん食べ過ぎ…
だけど、美味しいんですねぇ。
困ったモノです。


沖縄と言えば、思い浮かぶ人もいるでしょうか。

「オトーリ」

肝臓の弱い私には恐ろしい習慣です。

だけど、実際のオトーリの輪に入ってみると、素晴らしい文化だと思いました。
(もちろん、酒飲みの方には素晴らしい伝統だと思いますが)



沖縄多良間でのゼロ・ウェイスト

 4泊5日沖縄離島の旅から帰ってきました。キョクチョーです。

今回の旅の目的は、沖縄県宮古郡多良間村での
「ゼロ・ウェイストに関する人財育成及び地域内母体組織作り」です。

ゼロ・ウェイストに関心を持った村役場の方と沖縄在住のコーディネータの2名からお声かけを頂き、始まった事業。


当初は多良間で1泊2日の旅程をくんでくれていたのですが、なにぶんごみの問題は生活に直結しているもの。多良間での暮らしを理解しないことには、お話にならないと思い、わがまま言って滞在日数を増やしていただきました。

お陰様でゆっくりごみの処理状況を確認することができました。

多良間村は、人口約1300人の島です。

本州と違うのは、リサイクル業者が島内にいるわけもなく、搬出に経費がかかりすぎるので、沖縄県としても島内処理を基本としていること。
そのため、焼却炉と最終処分場は島内にあります。

↓こちらが、島内にあるクリーンセンター。



↓ 燃えないごみの日は、中でシルバー人材センターの作業員が分別を行います。



資源化しているのは2種類。空き缶とペットボトルのみ。
ビンは砕いて埋め立てです。

↓ 燃えるごみの日の収集車に目立つのは、段ボール。





紙類は、資源化できずに燃やされています。
ましてや、段ボールは、そのまま焼却炉に入らないので
破砕機にかけられてから、混ぜられます。

↓ 破砕待ちの段ボール。これで1週間程度。上勝の倍以上の量です。



当たり前ですが、物資は段ボールに入れられて届きます。

本当は優秀な資源である段ボールも、この離島においては、わざわざ燃やす前に破砕の手間とお金が必要な厄介者。

だけど、生活するためには物資は必要。

離島でのごみ問題は、本当に物事と直結していて分かりやすいです。

ちなみに、焼却炉は3億円かけられて今年度改修されます。
海の近くのおかげで、鉄類はすぐ錆びます。
焼却炉等の機械類も腐食がひどく、建設されてから10年しかたっていないのに、もう改修が必要になりました。
もちろん、借金は払い終わっていません。

↓ 10年前に作られた最終処分場は、今のままだとあと20年でいっぱいになります。



最終処分場から出る水を浄化する設備ももちろんありますが、浄化された水が、村民が飲用する地下水に自然放流されていることを知っている人は、果たして何人いるでしょうか。
(実際に、今回お話しした人の中にはいませんでした)


担当職員の方に案内していただき、処理費やゴミ量などの数字も教えていただいて、改めて離島でのリサイクルの難しさを思い知らされました。

↓ 畜産で生じるビニール。産業廃棄物も受け取らないと島中が不法投棄だらけに。



廃棄物を押しつけられているようにも思える離島にて…
どんなゼロ・ウェイストができるのか。

↓ まずは役場職員の方々にゼロ・ウェイストの考え方をレクチャー。



総勢約40名?の役場で、”就業時間内”にこれだけの人数が集まってくれたのは、有り難い話です。

↓ メインのゼロ・ウェイスト研究会。
  先日上勝町にも視察に来られた研究会メンバー7名を中心に、婦人会の方たちなど総勢23名が参加してくださいました。



上勝町のやり方ではなく、多良間島にできること。

多良間は、ずっと自然と共に暮らしてきた文化があります。
自然に感謝する心も持ち合わせています。

多良間にしかできないことが、きっとある。

そう断言してきました。


実際に、リサイクル以外のリユース、リデュースについては、上勝町より進めやすいのではないかと思ったほどです。

集落は、島の北部に集まっています。
集落の中でも、各地域での団結力は目を見張るモノがありました。

そして、良き昔の習慣がまだまだ残っています。
例えば、沖縄県民がよく食べる豆腐は、みんなお鍋を持って豆腐屋さんに買いに来ます。

↓ 朝7時になると、続々お客さんがお鍋をもって来る。



島民にとっては、当たり前なんですね。

だけど、当たり前だったことが当たり前でなくなったモノもある。
剪定の木や枝は、畑で肥にしていたのに、今では焼却ごみに。

ゴミとして出せばいいや、という感覚になってしまったのは、ゴミ処理場ができたから。

だけど、その処理場でどんな問題が起こっているのか、知ってる人はほとんどいない。


みんな、ゴミ処理場には近づかない。


だから、知ることから始めよう。

↓ 今回2回目の研究会。ワークショップ。





多良間でゼロ・ウェイスト進めるために立ちふさがる問題点を考えよう。

行政の担当職員もいてくれたので、みんな様々な事実を突きつけられ、驚きの表情を隠せないようでした。


このゼロ・ウェイストを進めていく上での中心メンバーは、問題意識も高く、誠実で、行動に移せる方々が選ばれていると感じました。

まだまだスタート地点に立ったばかりですが、メンバーが動きやすいように、一緒に基盤づくりを考えていきたいと思います。


■今回、この島での宿泊は農家民宿にしてもらいました。
おかげで、伝統や文化というモノを肌で感じる場面が多かったので、数回に分けて、またレポートしていきたいと思います。

↓ 農家民宿のお母さんも一緒にクリーンセンター見学。
  実は、このお母さんもゼロ・ウェイスト研究会メンバー。







沖縄行き高松空港発

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ただいま高松空港にいます。キョクチョーです。

沖縄の多良間島に四泊五日行ってきます(^-^)
もちろん仕事ですけど…
今日は傍示地区の秋祭りなのに、今年も見れないんだ(/_;)


けど仕事は仕事。
多良間島でできるゼロ・ウェイストを考えに行ってきます(^-^)/


今日初めての高松空港、人生二回目のANAに乗ります♪

空港の作りが阿波踊り空港そっくりでビックリですよ!

けど、待合室入った搭乗者と見送りの人用に窓越しに話せる電話があって、それにもビックリ(;□;)!!

香川県民はどれだけ別れを惜しむんだろうか…


それに、私には珍しく一時間前に着いたから、ゆっくり朝食食べようと思ったら、一時間前から手荷物検査へ急かされるし…


それはANAだからなのか…
香川県民がギリギリにしか来ない人たちだからなのか…
私にはわかりませんでした(◎o◎)


さて、とにもかくにもこれから飛行機二回乗り継いで、多良間まで行ってきます(^-^)/


あでぃお〜す♪


8月講演情報

  果物の中で桃が一番大好き!キョクチョーです。

高校の同級生に大麻の桃農家さんの子がおりましてね。
毎日補習が終わっては、おうちに上がり込んでいっぱい桃食べていたものです…

あぁ、なつかしき贅沢三昧の日々…


けど、この前いろどり社員の方から桃のお裾分けを頂きまして!
しかも、なんか超うまい!

あ〜、ありがたや、ありがたや。


心して食べます。


さて、そんな私目ですが。
8月にフォーラムに行って参ります。



8月27日(金) 12:30〜14:30

第4セッション「ごみ」から語る瀬戸内
 
 ー文化・暮らし・循環ー


徳島大学 工学部 創成スタジオ(共通講義棟6F)


フォーラム資料代1,000円 市民交流会2,500円 懇親会費3,000円 水辺視察100円

参加申し込み8月16日(月)までに
瀬戸内海研究会議事務局まで


このフォーラムは、上記の時間だけではなくて、8月26〜28日まで開催されています。
第1〜5セッションとスペシャルセッション2つ予定されていますが、私が参加するのは、第4セッションです。

【第4セッション】
コーディネーター:藤本延啓(熊本学園大学社会福祉学部講師)

★豊島とごみ 石井 亨 (廃棄物対策豊島住民会議)
★遍路道とごみ 新開 善二(NPO法人徳島共生塾一歩会理事長)
★上勝とごみ 藤井 園苗(NPO法人ゼロ・ウェイストアカデミー事務局長)
★水俣とごみ 藤本 延啓(熊本学園大学社会福祉学部講師)

【第1セッション】8月26日(木)13:30〜13:25 瀬戸内海の津波と災害文化
【第2セッション】8月26日(木)15:45〜18:45 環境保全・創造に関する研究・活動報告
【第3セッション】8月27日(金) 9:30〜11:30 浅場・海浜管理における生態系プロセスの創出と機能性向上
【第5セッション】8月27日(金)14:40〜16:40 にぎわいの漁村づくりー女性活動から地域活動へー
【スペシャルセッション1】 8月27日(金)18:00〜20:00 市民交流会
【スペシャルセッション2】 8月28日(土)10:30〜12:30 新町川と吉野川干潟の視察


私も第3セッションが気になるので、ちょっと早めに行って聞いてこようと思います。

何やら、T子さんも仕事休んで聞きに行くという熱の入りぶり。

大変勉強家ですな。


けど、このフォーラムのために私A4で2枚の文章書きましたから。
いつもとは違って、ばりばり個人的考えのを。

多分、私の尊敬する藤本さんがコーディネータとして上手いことまとめてくれるんだと思います。(超ひとまかせ:笑)


もし気になる人がいれば…ということで情報をお伝えいたしました。

よろしくどうぞ。



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