ゼロ・ウェイストアカデミー 活動報告

怒濤の2,3月〜講演編〜


 ご無沙汰しておりました、キョクチョーです
色とりどりの花が咲き誇る今日この頃、怒濤の2,3月を乗り越え、ようやく一息つけるようになりました。

ブログ空白期間に、いったい何があったのか

まずは、講演編お伝えしていきます。

トップバッターをきったのは、2/5の京都市で行われた
「京都府3R推進セミナー〜循環型社会に向けて、廃棄物の少ない生活を考える」
挨拶
写真は、こちらからお借りしました。
当日の様子が載っています→→ http://3r-forum.jp/a12756.html


基調講演の他、
◇事例発表
「分別収集とゼロ・ウェイスト宣言」
  NPO法人ゼロ・ウェイストアカデミー 藤井園苗氏
「さいたま市のごみ減量化・3Rの施策」
  さいたま市環境局資源循環推進部資源循環政策課 島村和久氏
「事業者による容器包装の3R推進等」        
  スチール缶リサイクル協会専務理事 酒巻弘三氏    
「アジア3R推進市民ネットワーク」
  アジア3R推進市民ネットワーク 事務局長 鬼沢良子氏


というメンツの事例発表があって、色んな角度からの意見を聞けました。
さいたま市は、本当に最終処分場がないことへの危機意識。東北の方々に負担を強いている事への罪悪感。(関東は、多くの自治体が東北の最終処分場へ持ち込んでいます)
埋め立てする物をなくさなきゃいけない。

業界側の意見を聞けたのは、スチール缶リサイクル協会の報告。
スチール缶を始め、種々の容器包装のリサイクル協会が、それぞれ単独でリサイクルに取り組んできたけども、これからはお互いに情報交換をしあって、より循環型社会に向けて連携するようになったとのこと。リサイクル業界、行政、市民、それぞれ困りごとは共有しあえる関係を作っていこう。

アジア3R推進市民ネットワークからは、日本国内だけでなくアジアとも連携した循環型社会に向けた人作り・ネットワークの大切さ。

パネルディスカッション

パネルディスカッションもやって共通した意見。
「みんな、外に出てネットワークを作っていこう。」

実際、上勝町で困っていたアルミ付き紙パックのリサイクルについては、環境カウンセラーの森本さんが、日誠産業さんを紹介してくれたことがきっかけで解決しました。

人と人が出会うことによって、新しい気づきが生まれ、新しい取り組みが始まる。
身をもって体験しました。



次に、2/7 西宮市環境衛生大会
380人を前にしての講演、参加者の顔が見にくい苦手なパターンだなと思っていましたが、実際には380人より多く、立ち見してまで聞いてくれる人がいて、観客席の顔も見えて、リラックスしてお話しすることが出来ました。
実は、数年前にお隣の尼崎市の環境衛生大会にも呼んでもらったことがあって、そこでも話を聞いてくれていた会長さんは、「以前よりパワーアップしてるね。そして分かりやすい。」とお褒めの言葉を頂くことが出来ました。リピーターで形を変えて数回呼んでくれることも嬉しいですが、昔より組織も私も成長していると言っていただけることが、なんとも嬉しいことです。




そして、2月第1週の講演ピーク、2/9 岩手県一戸町での「ごみゼロ講座」
一戸町にお伺いするのは、実は3度目です。昨年度もお声かけいただき、ワークショップなどさせてもらいました。

さすが2月の岩手。雪がいっぱい。
一戸町は、なんとなくお金持ちみたいなイメージありますね。
あの丸いドームで講演するんですけど、あそこ、すごい格好いい図書館もあるんです。

中も写真撮れば良かったな…


いつも満員で聞いてくださって感謝いたします。
講演として話するの3回目だから、ちょっと違う要素入れないとな〜と思って、
初めて「簡単3ステップでごみ減量」と題してのお話を。

そして、もう1人プレゼンテイターがいたんです。

(株)ドンドンアップの岡本社長

ドンドンアップに聞き覚えなくても、この看板見覚えありませんか?
ドンドンダウン オン ウェンズデイ

そう、古着屋さんです。布ならなんでも買ってくれる強者!
水曜日に値段が下がる仕組みだから、「ドンドンダウンon水曜日」

一戸町も、古布をドンドンアップさんに出すようにしたそうです。
岩手県初の試み、衣類回収BOX設置!新聞記事にもなってます!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130305-00000036-minkei-l03


ご存じでしょうか?

ごみを減らすために、一番効果的なのは「生ごみ」
次に多いのは、紙。 そして、その次が、布! そう、服!

ドンドンアップさんは、日本国内での古着販売に留まらず、海外への輸出を手がけています。日本の古着は、すごく好評なんだそうです。キレイから。
それはそれで複雑ですけどね。着古してない服をたやすく捨ててる日本人…

上勝町では、今年度からドンドンアップさんと同じように衣類を扱う「田代商店」(香川県)に出すようになったので、焼却される化繊の服が救われるようになりました。みなさんのお住まいの地域でも、ドンドンアップ、他の古着やさんもいるかもしれませんよ!チェック、チェック〜♪

ほんと、循環型社会に向けて活動される企業がもっと増えたら、もっと嬉しいですね!
そのためには、みんなで企業さんを応援、利用しましょう!


さて、話は戻って一戸町での講演ですが、パネルディスカッションもありました。

いつも、地元のモデル地区の代表の方からの報告が大好きです。

一戸町で、ある地区が、自分たちで資源を回収して、自分たちで売り上げを出して公民館の活動費にしている。言葉で並べると普通そうに聞こえるんですけど、町を想って、自分の地区を想って、リーダーが色んな負担を背負いながらも、嬉しそうに語る。いいですね〜。



その地区では、リーダーのお宅の敷地で資源を回収してるし、生ごみのTRASH(コンポストの大きい版で地中版)も敷設されています。すごい協力だ。

そんな一戸町の講演で嬉しいのは、こんな場面にも。

ゴミゼロの講座だからと言って、わざわざプラの弁当箱じゃなくて、立派なお弁当箱(リユース)で出してくれました。

やっぱりね、ごみ減量の講演で呼ばれて、講師用のお水がペットボトルで出てくると、「あー、、、」と思ってしまうんです。若輩者が生意気なことを言いますが、そこまで気を使ってもらえると、「あぁ、この町は本気なんだな」って思えて力も入るんです。
それが地元産のお茶とかだったら、なおさら嬉しいですね!





そうして、2月第1週講演ピークが過ぎたら、イベントピーク、事業ピークをすっ飛ばして、3月の講演紹介を。

3/10は、和歌山の新宮市で「日本行動分析学会設立30年記念熊野集会」というのにお呼ばれしました。「行動分析?」「学会?」難しそうな言葉にとまどいながら、上勝町長が行けないからという代打講演。けど、行って良かった。すごく勉強になりました。
「行動分析」という考え方。人は、なぜそう行動するのか、あるいは、なぜ行動しないのか。それを知ることで、効果的な仕組み、制度を構築することが出来る。
行動分析学会HPでの紹介

今回コーディネートしてくださった方曰く、「今まで、リサイクル分野に関しては、行動分析も取り入れられていたが、これからは学会で、その先のごみを減らすことを考えていかなきゃいけない。だから、ぜひ上勝町に来て欲しかったんです。」ということです。
有り難いお話ですね。ぜひ学術的な面で連携していきたいものです。


人は、なぜポイ捨てをするのか。
なぜ分別をしないのか。


自分なりの答えを整理しようと思いました。


とは言っても、新宮市は遠かった。
南海フェリーで行きましたが、家からだと片道約6時間。
あの2年前の台風で大きな被害がでたエリアです。まだ川沿いには至るところにその爪痕が。

2年後でもこの状態か… 東日本大震災ともかぶって苦しい気持ちでした。


私の回を担当してくれたコーディネータは、法政大学の先生でしたが、前はなんと鳴門教育大学にいたそうです。勝浦にもお知り合いがいるんだとか。一気に親近感沸きますね。

その先生と進行を打合せしたときに、会場との掛け合いを大事にしたいと言ってくださったので、「じゃぁ、壇上から降りて近いところで質疑応答しましょうか」と提案すると、即OK。柔軟な対応をしてくださって有り難い(^o^)おかげで質疑応答は、大盛り上がり。あぁ、よかった。




そして、H24年度最後の講演は、3/23の逗子市!


逗子市は、最近大注目の町です。
なんと、市役所ホールにくるくるショップ的「エコ広場ずし」がH24.10にオープンし(常設)、たった6ヶ月で、1週間に1鼎諒が行き来するという嬉しい悲鳴。その現場見てきました。







エコ広場ずしでは、持ち込みするとポイントがもらえます。
10ポイント貯まると、1Zen(地域通貨)がもらえます。
あと、資現物をもってきてくれても1ポイント!


市役所の外にも資源回収BOXがある。

収集してない物も対象に。

選定枝をチップにしたやつを置いてると、ものすごく人気で、すぐ無くなるので、生産が追いつかないほどだそうです。すご〜い!

この日は、イベントだったので通常のエコ広場ずしより色んなブースが。

着物だけ特別コーナー。


織り機体験


ティッシュカバー作り


有機野菜販売

市役所の中で気になったのは、これ。

譲ります…譲ってください掲示板。

そして本題の講演…と思いきや!
その前に、実験していた生ごみの分別収集についてモデル地区の方からご報告。
みんな好意的に協力してくださってたんですって。
逗子市は、最終処分場も焼却施設も、逼迫しておりまして、そんな情報を市長自らがずっと説明をしているので、市民たちもどうにかしなきゃ、と思うんでしょうね。


立ってるのが、逗子市長。若くてイケメン。
ものすごいゼロ・ウェイストに力入れています。

そして、ようやく私の講演始まるんですけど、なんとまぁビックリしたことに

リアルタイムで字幕が登場するんです!そして手話も!


裏では、この4人のチームが手分けして字幕を打ち込んでいます。

逗子の「まちづくりトーク」というのは、色々テーマを変えて市民たちが意見を交わす場らしいんですけどね、字幕とか手話とか、そのユニバーサルさが良いですよね。それを当たり前のようにこなすところが格好いい。残念ながら、徳島はまだまだだなぁ…

そして講演後はワークショップ。「エコ広場ずし」を市内に増やすには。

みんな手慣れた感じで「寄せ書き方式」でどんどん意見を出します。
なんて進んだ文化なんだ!と感動せずにはおれませんでした。

市民が自分の意見を述べる場があり、そして小さな声でも拾う手法が浸透している。
素晴らしい。

そして、イベント会場と同じ空間で講演もワークショップも行う気遣い。
イベント会場と違う部屋で講演とかすると、イベントスタッフが参加できないんですよね。
逗子市役所のホールは、そもそものコンセプトが、交流?だったかな、なんか市民が活用できるように作られているらしく、それが活かされているのが、それまた素晴らしい。

テーブルが、茶色の長机のままじゃなく、カラフルな布がかけられているのも、またおしゃれな逗子っぽいですよね。

市長自らがワークショップの司会を務めるのも、またすごい話。

逗子市、今大注目の町です!




さ〜、大分書くのも疲れてきました。
読んでる方も疲れてきていることでしょう。
最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございました。

2,3月の怒濤っぷり、まだまだあります。
また次号!

See you!











この記事へのコメント
キョクチョー様、ご訪問&Web掲載ありがとうございます!わたくし事、この3月をもって…ではなく、4月からもさらによろしくお願いすることに相成りました!
一戸ごみたろうさん、ビックリするではないですか!けど、また一緒に考えることが出来て嬉しいです。引き続き、よろしくお願いいたします!
  • キョクチョー
  • 2013/04/02 10:11 AM
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