ゼロ・ウェイストアカデミー 活動報告

ゼロ・ウェイスト認証「モデル店舗」認証と取り組み始動!

2017年7月に公募を行った

ゼロ・ウェイスト認証制度の「モデル店舗」。

 

NPO法人ゼロ・ウェイストアカデミーは

平成28年度、上勝町とともにゼロ・ウェイストに取り組む事業所を

独自の基準で公的に認証する「ゼロ・ウェイスト認証制度」を設立し、

この制度に則って審査をした上勝町町内の飲食店6店舗を

初めての「ゼロ・ウェイスト認証店」として認定いたしました。

 

当認証制度をより広く活用いただき、

全国の店舗が積極的にゼロ・ウェイストに取り組めるようになる

先駆けとして、ゼロ・ウェイスト認証制度「モデル店舗」を全国より公募した結果、

複数の店舗からご関心をいただき、実際に応募をいただいた長崎県雲仙市小浜町にある

刈水庵」にモデル店舗となっていただくことになりました。

 

オンラインでのヒアリングや資料の提出にご協力をいただいた後、

2017年12月にはNPO法人ゼロ・ウェイストアカデミーの理事長 谷晶(坂野晶)が

実際に現地を訪問し、ごみ監査や仕入れ品の容器包装及び素材や産地の調査を行い、

ゼロ・ウェイスト認証の審査、そしてこれから取り組んでいけることを考えるワークショップを行い、

実際に2018年に向けた取り組みのアクションプランをつくりました。

 

この「モデル店舗」の醍醐味は、この取り組みのプロセスを公開し、

他のお店にも「この取組ならできるかも!」と思ってもらえるようにすること。

そのために、この記事にてまずは

・2017年12月時点で刈水庵が取得したゼロ・ウェイスト認証項目

・2018年にかけて刈水庵が取り組む予定のアクション一覧と該当する認証項目

についてご紹介したいと思います。

 

 

 

【刈水庵の取得したゼロ・ウェイスト認証項目】

2017年12月時点での審査を経て、

刈水庵は "LOCAL REUSE" のゼロ・ウェイスト認証を取得しました!

 

"LOCAL REUSE" は、地域内でそのままにしておくとごみとなってしまうような資源を有効活用し、

再利用を通じ、地域内のごみの発生抑制・資源循環に取り組んでいる」ことに対して認証されます。

 

刈水庵は、空き家であった築80年の古民家をリノベーションし、

店舗として活用していることが評価され認証されました。

刈水庵が生まれるまでのストーリーはお店のサイトで紹介されていますので、

ぜひ合わせてご覧ください。

 

 

こんな素敵な外観・内装の刈水庵。実際に理事長が現地で行った

ゼロ・ウェイスト認証の審査と調査の内容・様子もご紹介します。

 

【ゼロ・ウェイスト認証審査】

審査・現地調査では実際にどんな内容を確認していくのか、一挙公開します!

 

1.ごみ監査

実際に1週間分の店舗から出たごみを置いておいていただき、

内容の確認を行いました。

「減らせそうなごみ」「資源化できそうなごみ」を調べるとともに、

その地域の自治体の分別に則り、分別・処理できているかを確認します。

生ごみ約1.5kg、ティッシュや紙ナプキンが約115g、容器包装プラスチックが約33g・・等々

組成調査(どんなごみがどれだけ出ているかの調査と記録)を行っています。

 

この調査内容は、認証の前提条件となる

「適切なごみの分別・資源化を行っている」かどうかの審査を行うとともに、

もっと取り組めそうなごみの削減施策へのアドバイスを行うことに活用します。

 

↓ごみの内容を調べ、量りで重さを計量している様子。

事前に「生ごみは別に保管しておいてください」とお願いしているため、

ごみの監査といっても比較的綺麗に行えるんですよ。

 

 

2.仕入れ品目調査

(1) 仕入れ品目一覧データの確認

事前に、店舗で仕入れる食料品・資材それぞれの一覧と仕入れ先情報、産地情報、

仕入れ頻度、仕入れ単位・数量、仕入れ時の容器包装の状態、販売・使用形態、

発生するごみと処理方法などをシートに記入していただきました。

その情報をもとに、実際に店舗にて現物を確認しました。

 

(2) 仕入れ品の容器包装・素材の確認

現物の確認をする際に、その包装状態や包装素材も併せて確認し、

「個包装を減らしてバルクでの仕入れができないか」

「使い捨てではなくリユースできる素材に変えられないか」

などを1品目ごとに検討・話し合いました。

ここでは、認証項目のうち"RETURNABLE"を検証しています。

 

(3) 仕入れ品の産地の確認

さらに、認証項目の"LOCAL FOOD"の審査のため、

各食品の産地についても現地でヒアリングを行うとともに、

パッケージの表示から確認を行いました。

一部商品については、実際に仕入れ先にも足を運び、

製造者に原材料の産地を伺ったり、その他候補となるような代用品が無いかも

確認しました。

この「地域内」の範囲は、認証審査を行う店舗のある地域において

一般的な食品流通上の「地元産」を現地でヒアリングの上決定しています。

今回の刈水庵については、「島原半島」を対象地域としました。

 

↓地元のスーパーで地元産の食品候補を調べている様子

 

3.提供サービス品の調査

認証項目の"IDEA"審査の一環として、店舗で提供する無料サービス品や

料理・飲物等の提供方法について確認しました。

具体的な無料サービス品の品目は、ストロー、カトラリー、割り箸・爪楊枝

おしぼり、紙ナプキン、シュガースティック・シロップ、コースター、

小分けの調味料、レシート等です。

これらを現状どれだけ「使い捨て」で提供しているか、そして今後のために

「リユース品」あるいは「提供しない」という選択肢は取れないか、を

調査・話し合いました。

 

4.情報発信の調査

ゼロ・ウェイスト認証への申請時点ですでに行えている店舗は非常に少ないのですが、

"OPEN for ACTION"の認証項目審査として、

「店舗のゼロ・ウェイストへの取組を情報発信しているか」

「利用客が店舗でのゼロ・ウェイストの取組に参加できる仕掛けがあるか」

を確認しました。

 

5.テイクアウト品の調査

"BYO"の認証項目審査のため、テイクアウトサービスあるいは

持ち帰りできる商品の販売を行っているかを確認しました。

行っている場合は、そのテイクアウト時・商品購入時に

利用客が「マイボトル」や「マイ箱」などの容器を持参すれば、

それらに入れての持ち帰りが可能か、あるいはデポジット制での

容器の回収・リユースを行っているか、

地域内でリサイクルできる素材を使用しているか等、

段階別で取り組んでいること・取り組めそうなことを確認しました。

 

6.地域内資源活用・建物の確認

認証項目のうち、最も各地域においてカスタマイズしていく項目が

"LOCAL REUSE"です。

これは、地域内でそのままにしておくとごみとなってしまうような資源を有効活用し、

「再利用を通じ、地域内のごみの発生抑制・資源循環に取り組んでいる」ことに対して

認証を行うのですが、今回の刈水庵のある長崎県雲仙市小浜町の「刈水地区」は

小浜町の中では空き家が増えている地域とのこと。

そのため、自治体や地域全体での様相は異なるものの、上勝町で導入した基準と同じく、

「空き家や古い建具など、そのままにしておくとごみになってしまう可能性の高い

『ポテンシャル粗大ごみ』を上手く店舗で活用している」ことを基準として評価しました。

 

 

以上の現地調査・審査を経て、審査終了後には

「ゼロ・ウェイスト認証制度 審査結果通知書」を発行し、

店舗には「すでに取り組んでおり、評価された点」

「より取り組めると良いと思われる点(アドバイス)」等が

通知される仕組みになっています。

刈水庵に向けて実際に発行した通知書はこんな内容でした。

 

 

【これからの取り組みとアクションプラン設計】

審査内容・通知書をもとに、これから取り組めることを

刈水庵オーナーの城谷さん、店長の尾崎さんと話し合いました。

実際に取り組んでいけそうなこととして、以下のアクションが挙げられました。

 

■"LOCAL FOOD"項目取得に向けて

.魁璽辧爾帽腓Δ菓子の代用品を検討する(アクション優先度:高、タイムライン:中期)

ドリンクとセットで提供しているお菓子について、基本的に地域のお店からの仕入れを

行っているというこだわりはある。しかし、その原材料まで必ず地元産を追及したわけではなかった。

実際には、紫芋クッキーや湯せんぺい、塩ミルクジェラートは主要な原材料も地元産であるため、

オレンジピールについて、地元産の食材を生かした代用品への変更検討を行う。

 

▲レーの原材料を近隣生産者へ(アクション優先度:高、タイムライン:長期)

現状カレーについては店長の個人事業として行っており、少量を価格基準で仕入れている。

しかし、特に米と卵については、近隣地域での生産者との繋がりはあるため、今後相談する。

また、野菜についても直売所などを積極的に利用し、地元産の仕入れに取り組む。

 

■"RETURNABLE"項目取得に向けて

ジェラート仕入れ容器をリターナブルに(アクション優先度:高、タイムライン:短期)

仕入れは小ロットのものが多く、なかなか容器削減が難しいが、

その中でも取り組めそうなものとして、ジェラートの仕入れ時の容器は現在破棄しているが

再利用可能そうな強度があるため、仕入れ先に次回持ち込んで、回収・再利用が可能かを確認する。

 

づ鬚擦鵑擇い了兎れを持ち込み容器に(アクション優先度:高、タイムライン:短期)

湯せんぺいは仕入れ先に容器を預けておき、受け取り時に空の容器と交換する形式であれば

協力がもらえそうであるため、次回から相談・導入してみる。

 

■"IDEA"項目取得に向けて

ゥ好肇蹇芝兒漾淵▲ション優先度:高、タイムライン:短期)

必ずしも必要ではないため、子どもなどニーズがある場合を除いては提供しない方針に変更。

特に一部使用しているグラスは、グラスの飲み口の口当たりにこだわりがある食器であり、

むしろストローを使わずに体感してもらえる方がより良い。

 

Δしぼりを出さないトライアル実施(アクション優先度:高、タイムライン:短期)

現地調査を行った当日からトライアルでおしぼりを提供しないことを始めてみた。

今後も利用客の反応を見ながら試して継続していく。

店舗としては、手洗い場所が小さいため、完全に廃止した場合の手洗い場提供などの

代替案提示が難しいかもしれないが、欲しいと言われた場合のみ提供するという形式であれば

対応可能ではないか。

おしぼりは使用後もテーブル上での見栄えが悪く、シンプルに、洗練された場所であり

「無駄なものを提供しない美学」を持つ刈水庵としても、無い方が美しいのではないか。

 

爪楊枝をリユースに(アクション優先度:高、タイムライン:中期)

カレーに付けるピクルスなどで使用する爪楊枝について、リユースのものに変更する。

 

■"OPEN for ACTION"項目取得に向けて

┘瓮縫紂爾悗離璽蹇ΕΕДぅ好伴茲蠢箸澆侶悩棔淵▲ション優先度:高、タイムライン:中期)

他店舗の事例をもとに、掲載方法を検討する。

 

利用客が参加できる仕組みの検討(アクション優先度:低、タイムライン:長期)

実際に他の取組を実践する過程で、利用客が積極的に参加できる仕組みについて

随時検討していく。

 

■"BYO"項目取得に向けて

コーヒー豆の持ち帰りパッケージ持ち込み制度の検討(アクション優先度:低、タイムライン:長期)

刈水庵の隣(同じ敷地内)にある焙煎所でコーヒー豆の販売も可能。

オーナーが違うため相談が必要だが、コーヒー豆の販売についてはリユースできる容器提供や

パッケージの持ち込みについて検討の余地あり。

 

デザインマーケット(年2回)でデポジットカップ導入の検討(アクション優先度:低、タイムライン:長期)

年2回、刈水庵が中心となり刈水地区にて開催している

「刈水デザインマーケット」で提供するドリンクについては、

これまで使い捨て容器を使用してきたため、次回以降でリユースできる容器での提供と

デポジット制による回収について検討する。

 

 

その他、ディスカッションの中で出てきた刈水庵のフィロソフィーに通じる

考え方や取り組みをご紹介します。

刈水庵のオーナー、城谷さんはデザイナーであり、刈水庵の1階はギャラリーになっているとともに、

刈水庵で使用される食器なども城谷さんデザインのもの。

 

「カレー皿などには、一般的にB級品と呼ばれるようなもの、例えば色が混ざってくすんでいたり、ほくろのような点が付いていたり・・ そういう普通は破棄されてしまうものを使っている。」

「流行に関係なく美しいものであれば良い。100年経っても綺麗に磨いて使おうと思われるものを作る、使う。」

「セカンドハンドマーケットでは、質の良いまだ使えるものを、それが好きな人の手に渡していくことがしたい。

『美しくする』『洗練された場所にする』『素敵なものをリユースする』がキーワードになる。」

「地元の器を使うこと。リユースだけでなく、地元の陶芸などを積極的に使っていくことにも取り組みたい」

 

これからは、刈水庵としての取組はもちろん、小浜町や雲仙市、周りの地域を巻き込んで

一緒に取り組んでいける仲間を増やしていくことにも、徐々にアプローチできたらと考えています!

 

また、今回の現地調査の様子、そして刈水庵のゼロ・ウェイスト認証取得について

徳島新聞にて掲載いただきました。

全文はオンライン記事をぜひご覧ください!

 

今後とも、刈水庵の取組は随時アップデートしていきますので、

ぜひ引き続きご覧くださいね!


ゼロ・ウェイスト認証「モデル店舗」公募のお知らせ

プレスリリース 2017年7月14日

 

関係者各位

 

特定非営利活動法人ゼロ・ウェイストアカデミー

(徳島県勝浦郡上勝町 理事長:谷晶(坂野晶))は、

平成28年度、上勝町とともにゼロ・ウェイストに取り組む事業所を

独自の基準で公的に認証する「ゼロ・ウェイスト認証制度」を設立し、

この制度に則って審査をした上勝町町内の飲食店6店舗を

初めての「ゼロ・ウェイスト認証店」として認定いたしました。

 

この度、当認証制度をより広く活用いただき、

全国の店舗が積極的にゼロ・ウェイストに取り組めるようになる

先駆けとして、ゼロ・ウェイスト認証制度「モデル店舗」を全国より公募致します。

■募集要項■
下記の5つの項目を満たし、認証項目に1つ以上適合する飲食店をモデル店舗として認定し、

共に基準の更なる精査や取り組みのブラッシュアップに取り組みます。
以下の項目に適合しているかどうかは、審査プロセスにおいて、提出書類および現地確認・ヒアリング時に審査します。
 
    ゼロ・ウェイスト活動に必要な知識を備えるための人材育成を行える組織体制であること
    適切なごみの分別を行い、最大限の資源化に努めていること
    ゼロ・ウェイスト活動を継続的に発展させていくための目標設定・計画策定を行うことができること
    NPO法人ゼロ・ウェイストアカデミーとともに、積極的にゼロ・ウェイスト推進のための店舗における取組の試行錯誤を行い、ゼロ・ウェイスト認証制度の更なる精査・ブラッシュアップに貢献できる(組織のキャパシティおよび意欲ともに)こと
    モデル店舗となった暁には、積極的な情報発信と広報を行い、ゼロ・ウェイスト認証制度のブランド価値を高める活動に貢献できること
 

その他詳細は以下より「募集要項」および「申請書」をダウンロードの上ご参照ください。

 

ファイル形式ダウンロード先:

募集要項

申請書(word) / 申請書 (pdf)

 

積極的なご応募、お待ちしております!

 

 

[本件についてのお問い合わせ先]

特定非営利活動法人ゼロ・ウェイストアカデミー 担当:坂野 晶

徳島県勝浦郡上勝町大字福原字下日浦94番地4 ホームページ:http://www.zwa.jp/

TEL/FAX:088-544-6080   E-mail:zwa@quolia.ne.jp

 


「ゼロ・ウェイスト認証制度」開始と項目公開のお知らせ

プレスリリース 2017年4月20日

 

報道関係各位

 

特定非営利活動法人ゼロ・ウェイストアカデミー

(徳島県勝浦郡上勝町 理事長:谷晶(坂野晶))は、

平成28年度、上勝町とともにゼロ・ウェイストに取り組む事業所を

独自の基準で公的に認証する「ゼロ・ウェイスト認証制度」を設立し、

この制度に則って審査をした上勝町町内の飲食店6店舗を

初めての「ゼロ・ウェイスト認証店」として認定いたしました。

また、本日2017年4月20日(木)に各店舗に対して認定証書等授与を行う

「ゼロ・ウェイスト認証式典」を開催いたしました。

 

これに伴い、以下のとおり「ゼロ・ウェイスト認証制度」の内容を公開発表致します。

 

■ゼロ・ウェイスト認証制度とは

ゼロ・ウェイスト認証制度は、ゼロ・ウェイストに取り組む事業所を独自の基準で公的に認証する制度です。

各事業所は、

‐ 従業員がゼロ・ウェイストの研修を受けていること

‐ 自治体の制度に則り、適切な分別・リサイクルに取り組んでいること

‐ ゼロ・ウェイスト活動に目標を設定して計画的に取り組むこと

以上3つの条件をクリアしたうえで、以下6種類の基準で審査されます。

 

◇LOCAL FOOD

地域の食材を活用し、地産地消に努め、ごみの発生抑制に取り組んでいる

例)地元農家から直接仕入れを行うことで、容器包装を使わず仕入れている

 

◇RETURNABLE

食材や資材の調達において、ごみの発生抑制に取り組んでいる

例)仕入れの際にマイコンテナやクーラーボックス等を持参し、仕入れ容器ごみを削減している

 

◇IDEA

おしぼり等の無料サービスにおいて、ごみの発生抑制に取り組んでいる

例)おしぼりはリユース、シュガースティックではなく角砂糖をポットで出すなど使い捨て製品を使わない

 

◇OPEN for ACTION

利用者がごみの削減あるいは分別に取り組める工夫をしている

例)顧客へゼロ・ウェイストに取り組んでいることを情報発信し、参加できる仕掛けを設けている

 

◇BYO

利用者が食器や容器ごみなどの代用品を持ち込むことで、ごみの発生抑制に繋がる仕組みを導入・周知している

例)マイボトルを持参すれば割引があり、コーヒーを使い捨て容器無しでテイクアウトできる

 

◇LOCAL REUSE

再利用を通じ、地域内のごみの発生抑制・資源循環に取り組んでいる

例)古民家や建具など置いておくと廃材としてごみになってしまう地域資源を活用し、店舗に活かしている

 

 

■認証店舗一覧

2017年4月1日付で認証された店舗は以下の通りです。

 

‐ 月ヶ谷温泉 月の宿 レストラン(2項目認証)

‐ いっきゅう茶屋喫茶(2項目認証)

‐ RISE&WIN BREWING CO. BBO&GENERAL STORE(3項目認証)

‐ Bar Irori(4項目認証)

‐ リストランテ ペルトナーレ(5項目認証)

‐ Cafe polestar(5項目認証)

 

以下のとおり、店舗案内のマップをNPO法人ゼロ・ウェイストアカデミー事務所および

上勝町内各店舗にて配布しています。

 

 

 

[本件についてのお問い合わせ先]

特定非営利活動法人ゼロ・ウェイストアカデミー 担当:坂野 晶

徳島県勝浦郡上勝町大字福原字下日浦94番地4 ホームページ:http://www.zwa.jp/

TEL/FAX:088-544-6080   E-mail:zwa@quolia.ne.jp


ゼロ・ウェイスト未来塾

上勝町が「ゼロ・ウェイスト宣言」を発表してからはや12年。
2020年を目標として活動してきた上勝町にとって
今年、2015年は非常に重要な年となります。


上勝町のゼロ・ウェイストは何を目指し、そのために何を行っていくのか?

今年、上勝町は2020年へ、さらにそれ以降の未来へ向けて
「ゼロ・ウェイスト推進計画」をつくり、
まちのゼロ・ウェイストの未来像・目標・そのための
プロジェクトを定めていきます。

上勝に暮らす・働くみなさんと一緒に
じっくりと話し、ワクワクする未来を描いていきたい。

今こそみんなの知恵を集結させ、上勝の未来を考えなくては!
ということで、「ゼロ・ウェイスト未来塾」を始めました。


5月29日(金)に第1回目を開催し、
先日6月10日(水)には第2回目を開催。
「あなたにとって、ゼロ・ウェイストとは?」をテーマに、
ワークショップゲストとしてStudio-Lの神庭さんと渡辺さん
をお招きして、町民のみなさんと意見を出し合いました。


「自分にとって、ゼロ・ウェイストとは・・・かぁ・・・。」

と、すぐには回答できないような難しいお題にも関わらず、
参加者の皆さんから出てきた意見は
それぞれどれも新鮮で、「こんな見方があるのか」と驚くことばかり。


今後はより具体的に、

        時間のゼロ・ウェイスト
        物のゼロ・ウェイスト
        生活のゼロ・ウェイスト   などなど・・・

について考え、出てきたものをまとめ
できることから実行していきたいと思います。


次回は6月23日(水)の開催!
主に町民の方を対象として企画しておりますが
興味がある方はぜひ当団体にお問い合わせください。

〈お問い合わせ先〉
NPO法人ゼロ・ウェイストアカデミー
徳島県勝浦郡上勝町大字福原字下日浦94-4
TEL:0885-44-6080

〈ゼロ・ウェイスト未来塾 2015年の予定〉(随時更新)
vol.1:5月29日(金)18時〜20時@ひだまり【済】
    「導入会:ゼロ・ウェイスト未来塾とこれから」
vol.2:6月10日(水)18時〜20時@福原ふれあいセンター【済】
    「私にとっての『ゼロ・ウェイスト』とは?」
     ワークショップゲスト:Studio-L神庭氏・渡辺氏
vol.3:6月23日(火)18時半〜20時半
    「上勝町民みんながゼロ・ウェイストへ取り組むには?」
     ワークショップゲスト:Studio-L渡辺氏
vol.4:7月6日(月)予定

次回開催について、詳しくはFacebookイベントページをご覧ください。

上勝中学校バイオマススクール!

こんにちは、東です。
5月だというのに台風が来たり、寒かったり、暑かったり・・・。
着るものに困ってしまう今日この頃です。

さて、今日は5月19日(火)に行われた
上勝中学校バイオマススクールについてご報告です!

上勝中学校で毎年開催されるこのスクールは
森林と自分たちの暮らしについて考えることが目的。
(写真:上勝町 山犬嶽からの風景)

上勝町役場と森林組合、ゼロ・ウェイストアカデミーが協働して
森林整備の必要性を中学生に教えたり
実際に山に入って間伐をしたり
薪づくりを体験するといった内容です。

上勝町は木質バイオマスを推進しており
中学校には各教室と職員室に薪ストーブが設置されています。
いいなー。私が中学生の頃はなかったなぁ・・・。

ただ薪ストーブを使うだけでなく、
その背景にある森林の役割について考える授業。

ゼロ・ウェイストアカデミーは
森林の整備がいかに重要かということ、
そして薪ストーブを使うことで少しでも
二酸化炭素を余分に出さずにすむこと(カーボンニュートラル)を
説明させていただきました。




その後、実際に間伐や薪割りを体験!

私は1年生の薪割りに参加させてもらったのですが
「薪割り機」というハイテクな機械で木を割るのは初めて。
中学生に混じって無我夢中で木を割りました。
なんて楽しいんだ!

楽しみながら木質バイオマスを学べる授業。
今後も続けてほしいと思います。






地球上でどんなごみ問題が起こっているのか!映画de学ぶ。

 

   6月1日(日)
 。隠機В娃亜腺隠供В苅
 ■隠后В械亜腺横院В隠

 上勝町福原ふれあいセンター
 (月ヶ谷温泉横)

 料金:1,000円
 (NPOの会員様は無料)






2月からブログが更新されていなかったという、体たらく、、、
活動報告を楽しみにしてくださっている皆さま、ごめんなさいでした。

つい先日まで年度末の仕事をしており、ようやく落ち着いたところです。
あ、キョクチョーですウインクペコちゃん

この時期と言えば、そう総会です。
今年の総会では、「上勝で見たい!」と要望の上がっていた映画を上映することにしました。

その名も、「TRASHEDーゴミ地球の代償ー」

 
 















   予告編も面白いですよ。
 
上勝町がゼロ・ウェイスト宣言をするきっかけを作ったポール・コネット氏も出てきます。



 アカデミー賞受賞俳優ジェレミー・アイアンズが世界各国を訪れ、ゴミ処理問題の過酷な現状を世界へ叫ぶ痛烈なドキュメンタリー。


 どうです?
 見たいでしょ?ウインクペコちゃん

実は、この映画の日本語版パンフレットに上勝町を掲載いただいております。
そのつながりもあって、気になる映画なんです。


東京なんかでは、映画館でやってたと思いますが、徳島には来ないんですよね。
今回は自主上映です。

なぜごみ問題に取り組まなければならないのか。

視覚的にインパクトの強い映像が満載で、教育の場でも伝わりやすいのではないでしょうか。


6/1(日)の13:30〜15:00は、同会場で総会を行っています。
H25年度の事業報告や、上勝町のゴミの現状などを調べた調査結果も見れますので、
県外からも、会員でない方も、関心のある方は、どうぞどうぞお越し下さい。

H25年度の事業は、過去のことですが、またボチボチお伝えしていけたら良いなと思います。

日中は、夏のような暑さなのに、朝晩は寒いこの頃、体調管理にはお気を付け下さいね。



 

量り売り、始めてみてどうですか?

もう半期過ぎましたね。キョクチョーです。
寒い、寒い。

今回は、上勝町広報10月号にも掲載された「上勝百貨店」についてお伝えします!

上勝百貨店とは、、、
上勝町のゼロ・ウェイストをコンセプトにしたお店で、主に量り売りを進めています。
「売るところから容器ごみ削減」
運営は、一般社団法人 地職住推進機構



「実際のところ、自分で容器持ってきてくれる人って、どれくらいいます?」

「そうですね、町内の方で言うと、半分以上の人は持ってきてくれていますかね。」
「あと、町外の方でも、趣旨を知って来てくれる方は、「容器持ってきたの」と言ってくれますね。わざわざ、お気に入りの大びんを10本持ってきてくれた方にはビックリしました。」

かく言う私も、調味料や麺類など利用させてもらっておりますが、なんせ安い!
容器代が含まれないからか?私がいつもスーパーでは必要以上に買っているのか?
いずれにせよ、安い。




「みんなマイバッグ持ってきます?」

「袋の辞退率は、町内の方で9割以上だと思いますよ。」

「へ〜、そりゃすごい。」


上勝百貨店では、上勝町から出された蛍光管のガラスをリサイクルしたコップや風鈴も夏から取り扱いを始めたそうです。↓↓


風鈴の季節は過ぎたけど(笑)
自分たちの協力によってできたことが、目に見える形で戻ってくるのは嬉しいですね。

さて、実は上勝百貨店では、マイバッグをお持ちではない方に、レジ袋ではなく新聞バッグにて商品をお渡ししています。

さてさて、その新聞バッグを作っているのは??



町内にある介護施設に入所されているおばあちゃん!
真ん中の若い人は、バッグ作るのを教えてくれている職員さん。

職員さん的には、リハビリになれば、という想いで少しずつ作っていくことをイメージしていたそうですが、作り方を習ったおばあちゃんたちは、せっせと毎日作って、半年で二人合わせて1000個以上は納品されているそう。そのハイスピードに職員さんも逆に心配するほど。



「最初は、字が反対だったり、絵が隅にいったりな、中々うまいことできんかったわ。」

だんだん自分たちで改良して改良して、だけどまだ飽きたらず、
「今は小さいんしか習うてないけん、誰か大きいん作り方教えてくれんで?
 これ、買い物するには小さすぎるだろ?」

ほんとに頭が下がります。
入所生活は、スケジュールを聞いてみると、なんだかんだ言って忙しそう。
だけど、合間に時間見つけてやってみる。

すごく楽しそうでした。
やっぱり、自分にできることがあるって、いいですよね。
誰かの役に立てるって、嬉しいですよね。

みなさん、上勝百貨店に行く際は、マイバッグ忘れても構いません(笑)
このおばあちゃんたちの顔を思い浮かべながら、新聞バッグを何回も使うことも、
心が温まるごみ削減だと思います。




毎年恒例 リサイクル工場見学ツアー2013

今日の目標は、びわの種で杏仁豆腐を作ること! キョクチョーです。

さて、毎月行っている勉強会、6月は毎年恒例のリサイクル工場見学ツアーでした!

34分別している上勝町、やっぱり未だに
「これって何で分けなあかんの?」
「分けたら、どないになんよんえ?」
と疑問に思うことがたくさんあります。

そんなときは、やっぱり現場を見に行こう!
答えは現場にあるのさ〜。

ということで、今回はゼロ・ウェイスト検定に合格された方々の希望を最優先に行き先をチョイスいたしました。
第1のコ〜ス 徳島東部最終処分場 〜上勝町からも埋め立て物が運ばれています
第2のコ〜ス 三幸クリーン 〜上勝町の廃プラスチック類が固形燃料になっています
第3のコ〜ス 日誠産業 〜アルミ付き紙パック、シール台紙、牛乳パックなどをパルプにしてくれています

今回は、3カ所に的を絞った見学にご案内いたします。

まずは、一番人気。徳島東部最終処分場
ゴミのことを考えるなら、見ておかなければならない場所No.1でもあります。
なぜ、ゴミを減らしたいのか? ここに入る物を減らしたいのです。

徳島県東部の市町村(徳島市、鳴門市、吉野川市(鴨島町を除く)、阿波市、勝浦郡、名東郡、板野郡内の町村)が利用している最終処分場で、約140億円かけて建設された施設。
上勝町は、最初の負担金1,500万円と、埋め立て処理費22,000円/鼎鯣颪笋靴討い泙后

徳島東部処分場
徳島空港の隣にありますので、空港からもちゃんと見えるんですね〜。

↓空港の展望デッキ。LEDがキラキラ〜☆ そこから見える夕日に光る水面。それが処分場。
39-2-徳島阿波おどり空港 送迎デッキ88 


↑ちゃんと最初は説明を聞きまして。

一般廃棄物は、減ってきている(実感。データ上はH23まで微増傾向)
一般廃棄物の中身は、燃えがらが60%、不燃ごみが40%
計画当初は、埋め立て量が多かったのでH28までしか使えないと言われていたが、
量が減ってきている現在では、40年(H40?)くらいは延命できるのではないか。



↑最終処分場の隣=徳島空港の隣にメガソーラーができていました。
ソフトバンクのやつだったかな?今立ってる場所は、浄水施設の上。



↑プラスチック前処理施設
徳島市からのプラスチック類を、埋め立てする前に、浮いてこないように土と一緒に袋に入れる。徳島市のためだけといってもいいような施設。徳島市の焼却施設は老朽化しており、現在溶融炉の建設を検討中。それが建てば、プラスチックを埋める必要もなくなるので、埋め立て量はもっと減る。

所長曰く、「埋め立てをする量は、焼却の技術に依存する」
確かに、そうとも言える。
だけど、そしたら「何でも燃やせ」になってしまわないかな?

埋め立て量を減らす→焼却灰を減らす
そのために、
焼却せざるを得ない物を減らす or 燃やし尽くす・灰を有効利用する?

論争が起こる部分ですね。


↑徳島東部最終処分場は、海を区切って徐々に端から埋め立てています。


↑袋に詰められた埋め立て物が、水中に沈められていく様子です。

さて、次の場所は、今年廃プラスチック類を引き取ってくれている徳島市の三幸クリーンさんです。三幸さんは、廃プラスチックと木くず、紙くず、繊維くずを引き取って固形燃料を作っています。その固形燃料は、大王製紙と引取契約を結んでいます。
上勝町としては、廃プラスチック類・マット・畳・布団を出していますが、処理料40円/kg(40,000円/トン)を支払います。
焼却費が58,800円/トンなので、それよりは安い。ということですね。


↑この窓の向こうに、大きな重機があって選別しています。


↑選別する様子。畳は、切りにくいからひとまず除けておくのだそう。
重機が布の固まりを掴んで、モップみたいに周りをキレイにするのが面白かった。


↑やっぱり機械だけでは選別できないので、人間の手が入る。こんなにたくさん。
というのも、やっぱり異物が結構入ってくるんですって。


↑こんな感じの異物。私たちも現場側なので、その大変さがよく分かります。


↑これが、一番投資したという「塩ビ選別ライン」
イッコーさんも塩ビについては興味津々です。

上勝町で残っている焼却物の例を挙げて、それが引取可能か聞いてみました。
使用済みのティッシュ:問題なし
ゴム製品:問題なし
革製品:人造皮革は、塩ビが使われているらしいのでダメ。

エ〜って感じでした。あの革って塩ビ使って作るんだ?勉強になりました。

最近は、最終の処理に困るから、メーカーさん側も塩ビ使わないようにはなってきているそうですが、どうしても強度が必要な水道管とかは、しょうがない。ということでした。

それでも、塩ビを使わないようになってきている、という情報を聞けただけでも嬉しいものでした。


↑これが、できあがりの固形燃料ですね〜。

単純焼却されているものを、せめてエネルギーとして有効活用を。
「サーマルリサイクル」というやつです。
プラスチックに関しては、そもそも石油から出来ているわけですから、燃料として使うことは本来の用途の1つではないか、個人的にはそう思うようになりました。
(これは、それぞれ非常に見解が異なる分野なので、あくまで個人的意見です)


そして、最後の第3コースは、阿南市にある(株)日誠産業
昨年度からお知り合いになり、今は実験的に(ボランティアで?)上勝町のアルミ付き紙パックとシール台紙を持って帰ってくれている会社です。



日本の牛乳パックの20%をリサイクルしているという、日本有数の紙パックリサイクルの会社!徳島にあるんですよ〜。



日本全国から、いや世界から紙が集まってきます。いろ〜んな紙が。


↑これ、カードゲーム用の紙。透けないように、紙と紙の間にフィルムが入っているそう。


↑さっき三幸クリーンでも話題になった人造皮革を作るときに使う型紙。
天然革っぽいシワとか、模様とかが施されている。めっちゃ大きいロールで、めっちゃいっぱいあった。


↑これは、プリクラ用の紙なんですって。


↑これは、アメリカから輸入されたアルミ付きの紙。どっかの工場で印刷する前にはじかれた物らしい。もったいな〜、、、

本当に、普通の製紙工場では、絶対禁忌品って言われるような紙ばかり勢揃い。
これが、本当にリサイクルできるんですね。


↑実は、これが紙(パルプ)を剥がされたフィルム(牛乳パックで言うと中のビニール膜)


↑これが、多分心臓部。パルプとフィルムを乖離させる機械


↑この中で溶かされて、洗濯機みたいに回って、溶けたパルプを取り除けば、フィルムだけが残る。すごく簡単に言うけど、きっと難しいこと。

牛乳パックとアルミ付きパックは、本当に同じ技術だけでリサイクルされているのか?
日誠さんは、牛乳パックのフィルム除去の精度が高かったから、アルミ付きパックもできる。簡単に言うとそんな感じらしい。


↑実際に、ドロドロに溶けたパルプからは、簡単にフィルムだけが取れる。
ほぇ〜。


↑こちらの工場見学で楽しませてもらったのは、あちこちに掲げられた標語。
この写真では、「暑いけど 首も凝るけど ヘルメット」


↑この機械があったところには、「入るな!死ぬぞ!紙キレに命かけるな!」のような
ダイレクトな看板が。本当に危ないんだ。

色々、工夫を凝らした表示があって、良い工場作りの雰囲気をすごく感じました。


↑これが、出来上がりのパルプ。

皆さんもよくご存じのKleenexのティッシュにもなってるし、コーヒーチェーン店の紙ナプキン、KOKUYOのファイル、果物を収めるトレイ・袋、徳島県民御用達イルローザの箱、ノートなどなど、身近な紙製品の多くが日誠さんから旅だったパルプで出来ている。

そんなスゴイ日誠さんが、他にも手がけてること。

↑広島市の平和記念公園に届く折り鶴を活かすプロジェクトを進行中。
詳しくは、こちら

ほんと自慢したくなる会社です。



最後に、お土産のBOXティッシュまで頂いて、記念撮影。


今回、本当に快く見学を受け入れてくださった3社の皆様に感謝いたします。
今後も、市民がより廃棄物に関して理解できるよう、我々ZWAは学びの機会を提供していきたいと思います。



中国まで講演行ってきました。

もう2013年も半分が過ぎようとしていますね。早いったらありゃしない キョクチョーです。

1/四半期の終盤、ちょっといつもと違う講演が入ってきました。
なんと行き先は、中国の河南省にある鄭州!
中国各省の環境担当者対象の気候変動対策セミナーにお呼ばれしたのです。

昨年度まで行っていた四川省との事業が中国でも高い評価を受けていて、今回はJICA中国事務所が企画されたセミナーで、上勝町の事例を発表してくれないかと。

あらまぁ。
嬉しいじゃないですか。

ということで、今回は役場から桑原参事と新居さん(ゼロ・ウェイスト担当者)とともに三人で、6/18〜20の二泊三日(強行)で行って参りました!

 鄭州は、大体北京と四川の真ん中くらい。だけど、乗り継ぎがいい時間なくて、北京空港で三時間待ち。

 上勝〜関西空港 車とバス五時間
 関西空港〜北京空港 飛行機三時間
 そして、さらに鄭州まで飛行機三時間
 ずっと座りっぱなしでお尻が痛い。


 


みんな発表に向けて最終チェック中。














 セミナー当日の様子。 

 中国での会議は、大きい垂れ幕のような物を毎回作る。だから、それがいっぱいゴミになっていて、どうにかならないかと。

 それが、そもそもたくさんゴミを出さないように自分たちで考えるようになったら、私たちも行った甲斐がありますね。







面白かったのは、開会式が終わったら、必ず集合写真を撮ること。しかも、その会場内ではなくて、わざわざ建物の外に出て。その時間もったいないな〜と思ってしまうのは、私が日本人だからでしょうね。

 参加者は全員で58人。
 男女半々くらいだったのではないでしょうか。中国も公務員は男女平等が普通なんですね。

 この日は、一日中セミナーで、上勝以外の講演も盛りだくさん。

 聞いてる方も疲れますよね。
 上勝の出番は、午後からでした。




 桑原参事が上勝町の概要
 新居さんが、日本のゴミ処理と上勝町の取り組みを紹介。










 












 もちろん我々は中国語話せないので、通訳さんが入ってくれました。

みんなちゃんと真剣に聞いてますよ。

 発表終わった後は、いっぱい集まってきて質問攻め。

 本当に埋め立てはゼロになるの?

 子どもへの教育はどうしてるの?

 大体日本で受ける質問と同じ。
 やっぱりごみ問題は世界共通ですね。




 私も登壇。
 私の持ちネタは、主にリユース。
 四川省にも普及されたくるくるショップ、中国全土に広まるといいな。


 せっかく中国に行ったんだから!ということで、四川省の担当者と一緒に打ち合わせ。

 なんと、四川省で1カ所目のくるくるショップは、大好評らしいですよ。
 やった〜〜。

 そして、2カ所目を上勝と一緒に作り上げていきたいということで、今年度の事業について調整中。




そんなこんなで、あっという間に発表は終わりました。
あれだけ渡航準備に時間かかったのになぁ、、、
というのは、やっぱりJICAさんの事業で講師招聘されたので、履歴書やら健康診断書やらなんやらかんやら提出物があって、たった1日のために、、、頑張った次第です。

私たちは1日だけでしたが、セミナー自体は3泊4日の行程。
現地視察も入ってたりして、うらやましか〜。

だけど、せめてセミナー会場以外の様子も見て帰らないともったいない!
ということで無理言って、会場周辺を案内してもらいました。

屋台が一杯建ち並ぶ。
日本人はお腹壊すから食べない方がいいですよって、、、

美味しそうなのに、くぅ〜。

 交通事情。
 電気のスクーターがすごく多い。日本の原付みたいに登録する必要がないので、自転車みたいな感じ。
 あんまり音がしないので近づいてきても気づかない。

 車も、やっぱり多い。
 バスもタクシーもいる。




 北京の人曰く、地下鉄もバスも公共交通は当てにならないから、結局車に乗る。
北京では、地下鉄もいきなり停車駅を変更したり、バスは時刻表がないから、来るまでひたすら待つとか、日本ではあり得ないことが普通にあるということです。

 大気汚染のことを真剣に取り組むために、公共交通に力を入れている。
 とは言っても、やはり成果が見えてくるのは数年先のようですね。

鄭州のホテルからの風景。

 建物の屋上には、大抵太陽熱温水器がついている。
 ビックリした。

 けど、屋上に上がる階段などはないそうで、設置するのはなかなか大変な事みたいです。

 超ボケてるけど、ホテルの部屋の中で売られていたマスク。

 すごく欲しかったんだけど、いくらか値段が分からなかったから置いてきた。

 これがあれば生き延びられるのに!笑

 そして、また1日かけて日本への帰路につくわけですが、今度の北京空港での乗り継ぎ時間は、5時間!
 さすがにそれは持て余すと言うことで、JICA中国事務所へ御礼とご挨拶。
 国際協力に携わる方は視野が広くて、そしてどん欲に情報を得ようとする人が多いように思います。そんな人とは、お話ししてても楽しいです。




朝7時に鄭州のホテルを出て、上勝に着いたのは、翌日の1時近く、、、

大変ハードでしたが、色々次にもつながるチャンスを頂いて、有意義なお時間でした。





 








リユースの達人発見!

 みなさま、夏日のような日中、いかがお過ごしですか?
この前まで気温計は4℃を表示していたかと思えば、今日は29℃。
この気温差、イヤになりますね〜。キョクチョーです



こんな小さいかわいい花に気づくことも難しい忙しい毎日をお過ごしですか?
ちょっと抜け出して、久しぶりにホッとする上勝の暮らしをご覧下さい。



迎えてくれたのは、樽をリユースしたプランター、、、ではなく、水をあげている佐坂さんです。
2年前に引っ越してこられて、現在は上勝町に住んでおられます。

実は、佐坂さん、ゴミステーションでも有名なリユースの達人なんです。
「これ、いいわ〜」と言って持って帰ってくれるのはいいが、どういう風に使われているのか、教えてもらうために実際にお家におじゃまいたしました。







庭には、ゴミステーションに捨てられていた樽や陶器類を利用したプランターがずらり。
沢水(山から直接頂くお水、もちろん激うま)を受けている桶も、実は樽を佐坂さんが切ったもの。



そして、最近の一番の自信作は、唐箕(とうみ)を利用したプランター。
写真の中央部にある底が▽になっているプランターです。
実は、あれ一斉清掃で拾った物なんですって。ひぇ〜。
佐坂さんにとってゴミ拾いも宝探しみたいなものですね

お庭の説明だけで、どれがリユースされている物なのか、盛りだくさんでしたけども、お家の中が、これまたワンダーランド!



あらゆる物が整然としていて、ここはお店か?と思うくらいなのですが、ここにあるものはほとんどがリユース品。



「これもセットのように見えるけど、全部ひとつずつもらってきた物なんですよ〜」

なんでも良い訳じゃなくて、もちろんご自身のセンスにかなったものだけが選ばれる。
色合いとか、素材で決めるんですって。
だから、統一感があります。全てバラバラで選ばれてきたはずなのに。



それじゃぁ、コーヒーかミントティーでも、、、とお誘い頂いて、手元を見てみたら、なにやらカワイイ”コーヒーがら入れ”が ↓↓



「これねぇ、昔のミキサーなんですよ」 「えぇ?超かわいい〜」




「これも、これも、これも、もらってきたやつだな〜」
「磨くの大変だったんだから〜」

そうなんですよね、やっぱり古い物たちが今も現役でキレイに使ってもらうには、手間をかけないといけないんですよね。

ちょっと汚くなった。古くなった。 → 新しいのに買い換えよう。

この流れが、佐坂さんにはないんですね。
新しくても古くても、佐坂さんの目にかなった物は、役目を与えてもらえるんだ。



このタンスも、ステーションでgetしてきたもの。
創作するための素材が詰まっているそう。

使い方は、人それぞれで良いんですよね。
タンスは服を入れる物、って制限しなくても。リユースって、そこが楽しい。



一緒に来たイッコーさんも興味津々。



佐坂さんの愛ネコ、くーちゃん。
噛まれると痛い…

さぁ、そろそろお湯が沸く頃かな。


イッコーさんがくーちゃんとじゃれているうちに、お庭に生えてるミントを採りに行きまして。



ちょんちょん、と摘んで持って帰って、ささっと洗ったら、、、



なんと素早くミントティーの出来上がり!ものすごくミントの良い香りが部屋中に!



あれ、よく見たらフタが違う…



そういえば、カップ&ソーサーと同じように、お鍋も本体とフタは別々でした。
本当に楽しんでますね〜。



今日は好天だったので、お外でティータイム!



いろんな事をお話ししてくれて、よい時間を過ごすことが出来ました。

「本当に、上勝のこと、もっとたくさんの人に知って欲しいと思うんですよ」

「この地域の人たちが、本当にいい人ばかりでね。なにかお役に立ちたいって思うの」

「お年寄りの言葉って、あ、これは聞き漏らしちゃいけないっていう言葉が時々出てきますよね」

「なんでそこまでがんばるのか、あるおばあちゃんに聞いてみたら、その人は”私には少し休みたいとか、イヤだとかいうのはないの”だって!すごいよね。」



色々聞いてたら、佐坂さん、最近いろどりで出荷するために南天を栽培し始めたそう。
その水の管理のために、二日に一回は水源の見守りに行かないといけないそうで、その場所にも案内してくれました。



石とか葉っぱとかで詰まらないように。
都市だったら、水路の管理なんて気にしなくていいんでしょうけどね。
なんせ、ここは上勝。水が必要なら、自分で確保する。



↑ この道具たちもステーションで発見した物なんですって〜。



あの水路がつながっている水源は、ここ。
上流には誰も住んでいないから、紛れもない清水。

こんな水で育てられた食べ物は、ほんと美味しいでしょうね。

そして、そんな美味しいものを食べて、美味しい水を飲んで、美味しい空気を吸って。
そんな場所で暮らしている人たちが、悪い人になんてなるわけがない。

環境は人を作る。

物が溢れ、空気も水も汚染が懸念される時代。
私たちは、この環境を後生に引き継ぐ必要がある。

自然環境の保護とゴミの話は切り離して考えられることが多いけど、
結局のところ、「人」が大事なのは一緒なんですよね。

物を使い捨てする人は、おそらく人間関係も使い捨て(1回限り)してしまうのではないでしょうか。


物に「こうやったら、まだ使えるでぇ」と言える人は、
人に「あの子には、こんな良いところもあるんでよ」と言えると思う。

葉っぱビジネスの社長、横石さんはよく言う。
「人には、出番と役割が必要だ。」


経済の話も、ゴミの話も、一緒。


物にも出番と役割。


そんなお手本を佐坂さんから教えてもらいました。



↑軽快に駆けていく佐坂さん



↑元々うどん屋を経営していたこともある佐坂さん。お料理、激うまです。
























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